RubyやRuby on Railsを学んでWebエンジニアを目指したい。ProgateでRubyのコースを終えたが、次は何を目標にしていいかわからない。
そういった悩みに答えます。
サクっとこの記事を読めば、Progateだけでプログラミングの勉強を終わってしまうProgate初心者から抜け出す方法がわかります。大切なことを伝えるのでぜひ最後までしっかり読んでください。
また、今回の内容は以下の記事の続きとなります。まだ読んでいない人は読んでから戻ってきてください。
Ruby/RailsでWebエンジニアになるためのプログラミング学習法【入門】 - まさ@ブログ書き込み中
Progateで始まりProgateで終わる初心者が多い
先に貼ったリンクの記事でも紹介したProgateというプログラミング学習サービスの良いところは、初心者でもゲーム感覚で楽しくプログラミングを学べるところです。
Progateでは、ユーザーは以下の流れでプログラミングを学びます。
基本知識をスライドで学ぶ → 指示に従ってコードを書く
このように、指示に従ってコードを書いていけばどんどん進むことができます。
しかし、それに慣れてしまうとProgateのコースを学習した後に次は何をしたらわからないという問題が起きます。そして、そのままプログラミングから離れていきます。こんな初心者を僕はProgate初心者と呼んでいます。
次の指示はない。自分でつくるしかない。
結論から言うと、Progate初心者を脱するためにやるべきことは自分でアプリケーションをつくることです。
自分でアプリケーションをつくるということは、自分でアイデアを考え、自分でつくり方を考え、調べながら完成させていくということです。 誰かに指示されることはありません。
ここでWebエンジニアにとって必須である自分で考え仮説を立て、調べながら解決をする力を付けてください。
どうやってつくるのか? 答え:Sinatraをつかう
それではどうやってRubyを使ってアプリケーションをつくればいいのか?答えは「Sinatraを使う」です。
SinatraとはRubyで書かれたWebアプリケーション開発用のフレームワークです。非常にシンプルな機能で構成されており、初心者が使うのにうってつけです。
RubyでWebアプリケーションと聞くとRuby on Railsじゃないのか?と思う人もいると思うのですが、僕はこの段階でRailsを勉強することをオススメしません。その理由をざっくりと説明すると、Railsは便利すぎて何もわかってない人もそれっぽいものを作れてしまうからです。
今すぐ辞めて欲しい、「Ruby on Rails勉強してます」「CakePHP勉強してます」 – sumyapp
RailsとSinatraの違いについてはこの記事を参考にしてください。
東京暑いからRailsとSinatraの違いについて熱く語る - まさ@ブログ書き込み中
Sinatraで学んだことはRailsでも存分に活かせるのでRailsを勉強したい人も「遠回りになるんじゃないか」と心配しないで大丈夫です。というか、僕に言わせればSinatraはちゃんとRailsがやっていることを理解するための近道です。
Sinatraの使い方に関しては公式ドキュメントと、ドットインストールで学んでください。ドットインストールはProgateと同じ月額980円で登録ができます。980円でWebエンジニアとしての未来を手に入れられるなら、安すぎますね。
https://dotinstall.com/lessons/basic_sinatra_v2
Progate初心者を卒業しよう
Rubyを勉強している人は、Progateの次はSinatraでWebアプリ作成を経験する。これ一択です。
この段階で学習の難易度は一つ上がります。Sinatraの使い方を学ぶだけでなく、アプリをつくるからです。
しかし、ここを乗り越えないとWebエンジニアとして一人前にはなれません。ぶっちゃけ、これらの学習コストとWebエンジニアになった後のメリットを比べると、圧倒的にコスパが良いので迷わず実践することをオススメします。
プログラミング学習をProgateで終わることはやめて、さっさと次の段階に行ってしまいましょう。